Identifying Anonymous Perpetrators
UIC ASSOCIATES LIMITED
暗号通貨詐欺・持ち逃げ案件で相手方の身元を特定することは、回収に向けた最初の工程です。UICは世界190カ国の現地ネットワークを通じ、暗号通貨案件における相手方の身元特定・資産追跡・証拠整理を実施し、回収に向けた判断材料を整理します。
暗号通貨詐欺・持ち逃げ案件には以下の特徴があります。
- 相手方が匿名・仮名で活動しているケースが多い
- 取引が国境を越えて瞬時に完了するため追跡が困難
- 被害者が相手方の実態を全く把握していないケースがある
- 複数の被害者から同時に詐欺を行っているケースがある
- 取引所・プラットフォームを複数経由して資産を隠匿するケースがある
これらの特徴を踏まえた上で、身元特定に向けた確認を進めます。
相手方の身元特定を進めるために、以下の情報が起点となります。
- 取引に使用した取引所名・プラットフォーム名
- 相手方のウォレットアドレス
- 取引履歴・送金記録・スクリーンショット
- 相手方が使用したメールアドレス・SNSアカウント
- やり取りの記録(チャット・メール・通話記録)
- 相手方が提示した身分証明書・会社情報(偽造の可能性があっても記録しておく)
- 取引所への登録情報(把握している場合)
情報が断片的であっても、複数の情報を組み合わせることで身元特定の手がかりを得られる場合があります。
暗号通貨詐欺・持ち逃げ案件における身元特定は以下の方法で進めます。
相手方が使用した取引所への照会を通じて、登録情報・KYC情報の確認を試みます。取引所の対応は国・プラットフォームによって異なります。
相手方が使用したメールアドレス・SNSアカウント・ウェブサイトから身元の手がかりを収集します。過去の活動履歴・別案件での使用記録も確認します。
ウォレットアドレスを起点に、資金の流れ・取引所への出入金・関連ウォレットの状況を分析します。
身元特定の手がかりが得られた場合、現地ネットワークを通じて実態確認を実施します。相手方が特定の国・地域を拠点としている可能性がある場合、現地での確認を進めます。
暗号通貨詐欺案件では、複数の被害者から同時に詐欺を行っているケースがあります。複数の被害者情報を組み合わせることで、身元特定の精度が高まる場合があります。
複数被害者案件では、各被害者が保有している情報を整理・統合することで、相手方の活動パターン・拠点・身元の手がかりが明確になることがあります。
身元特定ができた場合、以下の対応が可能になります。
- 身元情報を弁護士に提供し法的手続への移行を検討する
- 相手方の所在国での現地確認・資産調査を実施する
- 取引所への法的手続を通じた情報開示を検討する
- 証拠を整理した上で警察・当局への通報を検討する
身元特定は法的手続・資産回収・当局への通報の前提となる工程です。


