Evidence-Grade Blockchain Analysis
UIC ASSOCIATES LIMITED
ブロックチェーン上の資産移転を追跡し法的手続前の証拠を整理する方法
ブロックチェーン上の資産移転追跡と証拠整理は、暗号通貨案件における法的手続の前提となる工程です。UICは世界190カ国の現地ネットワークを通じ、ブロックチェーン分析・身元特定・証拠整理を実施し、回収に向けた判断材料を整理します。
ブロックチェーン追跡が必要な理由
暗号通貨案件において、ブロックチェーン上の資産移転を追跡することが必要な理由は以下の通りです。
- 暗号通貨の取引記録はブロックチェーン上に公開されているが、ウォレットの所有者は匿名である
- 資産が複数のウォレット・取引所を経由して移転されている場合がある
- 法的手続において取引記録が証拠として必要になる
- 資産の現在の所在を特定するためにブロックチェーン上の追跡が必要
- 取引所への情報開示請求に必要な証拠を整理する必要がある
ブロックチェーン追跡で確認できる情報
ブロックチェーン分析で確認できる情報は以下の通りです。
- 送金元・送金先のウォレットアドレス
- 送金日時・金額・トランザクションID
- 複数ウォレットを経由した資産移転の経路
- 取引所への出入金の状況
- 資産の現在の所在ウォレット
これらの情報を整理することで、資産の移転経路と現在の所在が明確になります。
ブロックチェーン追跡の手順
UICが実施するブロックチェーン追跡の手順は以下の通りです。
起点ウォレットの特定
取引に使用したウォレットアドレスを起点に、資金の流れを追跡します。
資産移転経路の確認
複数のウォレット・取引所を経由した資産移転の経路を整理します。
取引所への出入金確認
資産が取引所に出入金されたタイミング・金額・取引所名を確認します。
現在の所在確認
資産が現在どのウォレット・取引所に存在しているかを特定します。
証拠の整理
取引記録・移転経路・現在の所在を法的手続に活用できる形で整理します。
法的手続前の証拠整理
ブロックチェーン追跡で収集した情報は、法的手続に活用できる形で整理します。
- トランザクション記録のスクリーンショット・ログの整理
- 資産移転経路の図式化
- 取引所への情報開示請求に必要な証拠の整理
- 弁護士が法的手続を進めるための情報提供
証拠整理が完了した段階で、弁護士と連携して以下の法的手続への移行を検討します。
- 取引所への情報開示請求
- 仮差押え・資産凍結の申請
- 警察・当局への通報
- 民事訴訟への移行
ブロックチェーン追跡の限界
ブロックチェーン追跡には以下の限界があります。
- プライバシーコイン(Monero等)を使用した場合は追跡が困難
- ミキシングサービスを経由した場合は追跡が複雑になる
- ウォレットの実質的な所有者の特定には追加確認が必要
- 取引所が情報開示に応じるかどうかは取引所・国によって異なる
限界がある場合でも、把握できた情報の範囲で回収可能性の判断材料を整理します。


